– 床と暮らしのはなし Vol.15 –
床のコーティングを検討していると、複数の会社から見積書を取る方も多いと思います。
そして見比べたときに、「金額は分かるけれど、何が違うのかよく分からない」と感じることはないでしょうか。
見積書は、ただの金額表ではなく、その会社の考え方や施工内容が表れるものです。
今日は、見積書を見るときにどこを確認すればよいのか、実際の現場の視点でお話ししてみたいと思います。
面積と施工範囲は一致しているか
まず最初に確認したいのは、施工面積と範囲です。
・どの部屋が含まれているのか
・階段や水回りは対象か
・収納内や細かい部分はどう扱うのか
同じ「〇〇㎡」という表記でも、含まれている範囲が異なることがあります。
ご自身が想定している範囲と見積書の内容が一致しているかを最初に確認することが大切です。
「一式」の中身が見えるか
見積書の中でよく見かけるのが、「コーティング一式」という表記です。
この“一式”の中に
・下地処理
・補修作業
・清掃
・施工工程
がどこまで含まれているのか。
ここが見えないまま進んでしまうと、施工内容の違いに気づきにくくなります。
細かく書かれている必要はありませんが、内容を説明してもらえるかどうかは、一つの判断材料になります。
補修の扱いが明確か
コーティングの施工現場では、事前に気づかなかったキズや不具合が見つかることがあります。
その際に
・どこまで対応してもらえるのか
・追加費用が発生するのか
こうした点が、見積書または事前説明で明確になっているかを確認しておくことも大切です。

保証の“条件”が書かれているか
保証については、年数だけでなく条件を見ることが重要です。
・どのような状態が対象になるのか
・どこまで対応してもらえるのか
・連絡方法や対応の流れ
見積書にすべて書かれていない場合でも、説明があるかどうかで安心感は変わります。
当日の流れがイメージできるか
見積書を見るときは、施工当日のイメージが持てるかどうかも大切です。
・何時からどのくらいの時間がかかるのか
・在宅の必要があるのか
・家具の扱いはどうなるのか
こうした点が分かることで、実際の暮らしとのすり合わせがしやすくなります。
社長として感じていること
見積書をご説明するとき、私たちは「分かりやすさ」を大切にしています。
コーティングは、見た目だけでは違いが分かりにくい商品です。
だからこそ、見積書を通して施工内容や私たちの考え方をきちんとご理解いただくことが大切だと思っています。
見積書は、金額を確認するためのものでもありますが、その会社がどのように仕事と向き合っているのかを感じ取るための資料でもあります。
もし分かりにくい点があれば、遠慮なく質問していただくこと。
そのやり取りの中にも、会社の姿勢は表れてくるものだと思います。
【次回予告】
次回は、「ペットと暮らす家に床コーティングは必要?」についてお話しします。
ペットと暮らす中での床の悩みと、どのような考え方で選べばよいのかを現場の経験をもとに整理してみたいと思います。
この記事の執筆者
エコプロコート株式会社 代表取締役
このブログでは、フロアコーティングという仕事を通して見えてきた「床の保護」と「暮らし」について発信しています。14万件以上の施工実績に基づくプロの視点で、大切な床材を長期間守るための正しい知識や、お客様からいただいたリアルな声をお届けします。
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