犬と猫で床の悩みはどう違うのか

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– 床と暮らしのはなし Vol.17 –

前回は、「ペットと暮らす家に床コーティングは必要か」
というテーマでお話ししました。

今回は一歩踏み込んで、
『犬と猫では、床に対する悩みはどのように違うのか』
という点について、現場での実感をもとに整理してみたいと思います。

犬の場合は「滑り」と「衛生面」

犬と暮らしている方から最も多くいただくのは、「滑り」に関するご相談です。

フローリングの上では、
・走ったときに足が流れる
・止まろうとして滑る
・方向転換でバランスを崩す
といった動きが見られることがあります。

一方で、もう一つ多いのが「おしっこ」に関するお悩みです。

特にパピー期やシニア期では、どうしても失敗が起きやすくなります。

その際に
・床に染み込んでしまう
・ニオイが残りやすい
・掃除の負担が大きい
と感じる方も多くいらっしゃいます。

床コーティングを施工することで、汚れが床材に染み込みにくくなり、拭き取りやすくなる傾向があります。

また、日常的に次亜塩素酸などを使った拭き掃除がしやすくなる点も、安心材料の一つになります。

愛犬の滑り対策や、ペットと暮らすご家庭に最適な床環境の作り方はこちら

猫の場合は「キズ」と「汚れ」

猫の場合は、犬とは少し違ったお悩みになります。

多くいただくのは
・爪によるキズ
・吐き戻し(毛玉)
に関するものです。

猫は上下運動が多く、家具やキャットタワーからの移動の中で、床に着地する機会が多くなります。

そのため、細かなキズが蓄積していくことがあります。

また、吐いた毛玉や汚れについても、
・気づいたときには乾いている
・拭き取りに手間がかかる
といったお悩みをよくお聞きします。

コーティングを施工している場合、こうした汚れが染み込みにくく、後からでも拭き取りやすくなるケースがあります(コーティング被膜が床材を保護する「身代わり」となってくれます)。

犬と猫の床の悩みの違いと床コーティングによる対策

同じ「ペット」でも悩みは違う

犬と猫では、動き方や生活スタイルが異なるため、床に対する悩みも変わってきます。

犬の場合は
👉 滑りにくさ(適度なグリップ性)
👉 衛生面の管理

猫の場合は
👉 キズへの配慮
👉 汚れへの対応
といった視点が重要になります。

そのため、同じ対策をすれば良いというわけではなく、それぞれに合った考え方が必要です。

床だけで解決しようとしないこと

ここで大切なのは、床だけですべてを解決しようとしないことです。

・マットの併用
・動線の工夫
・日常のお手入れ
といった対策を組み合わせることで、より安心できる環境になります。

床のコーティングも、その一つの選択肢として考えることが大切です。

社長として感じていること

現場で多くのご家庭を見てきて感じるのは、ペットとの暮らしの中で感じるストレスは、小さな積み重ねで大きくなるということです。

滑りやキズだけでなく、汚れや掃除のしやすさ(例えば、極寒の大掃除でのワックスがけが不要になる等)も、日々の快適さに大きく関わってきます。

だからこそ、
・どこまで対策するのか
・どのような環境で暮らしたいのか
そのバランスを考えながら、無理のない形で整えていくことが大切だと思っています。

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【次回予告】
次回は、「床コーティングの滑り止め効果はどこまで?」
というテーマで、誤解されやすいポイントについてお話しします。

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エコプロコート代表

この記事の執筆者

エコプロコート株式会社 代表取締役

このブログでは、フロアコーティングという仕事を通して見えてきた「床の保護」と「暮らし」について発信しています。14万件以上の施工実績に基づくプロの視点で、大切な床材を長期間守るための正しい知識や、お客様からいただいたリアルな声をお届けします。

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